Interview 12 | KUONI global travel services 様



はじめに


長い歴史と多くの実績を持つグローバル規模のランドオペレーターとして、世界各国への記憶に残る快適なトラベルコンテンツを提供し続けてきたKUONI Japan 株式会社様と、ガリバーズ・トラベル・エージェンシー株式会社様が統合した、KUONI global travel services。その2社の統合移転のプロジェクトマネジメントをお手伝いさせていただきました。
そしてこの度、統合移転プロジェクトのご担当者としてご尽力いただきました皆様よりお話を伺うことが出来ました。


組織が大きくなった事が、この東京本社オフィスの規模からも感じられて、全社員で変化を共有できていることは本当に大きいと思います。


( 本多様 )



 
弊社河口:
今回はKUONI様とGTA様という2社の大型統合に伴うオフィス移転のプロジェクトマネジメント(以下PM)という、すごく大きなミッションを担当させていただきました。いまプロジェクトを終え、皆様の率直な気持ち、変化などお聞かせ願えますか?

本多様:
マネジメントの部分で、一番変化を感じています。今回は組織の統合とオフィスの統合のタイミングに少しラグがありました。先に組織統合が行われ、拠点が分散したままの状況でのマネジメントが続きましたので、それを今このオフィスで皆の顔を見ながら行えることは具体的な効果ですね。また、組織が大きくなった事が、この東京本社オフィスの規模からも感じられて、毎日このオフィスに通いながらそれを実感し、全社員で変化を共有できていることは本当に大きいと思います。
実際にあるマネージャーが、「うちの会社ってこんなに大きかったんだ。」って独り言を呟いているのを私は聞きました(笑)。

弊社河口:
ありがとうございます。
そういえは、先日、海外本社から役員の方々がいらっしゃったようですが、気に入っていただけましたでしょうか?

本多様:
みなさん本当に褒めてくださいましたよ。「ナイスオフィスだ、ナイスオフィスだ。」って。外国本社のIT担当のスタッフがシェードを見て「これは格好いい。本社なんかより全然格好いいものが出来た。」って私に言ってくれました。


「この移転はただの移転ではない。“新しい組織を作るための新しいオフィスつくり”をしなければならない」
という思いがありました。


( 関様 )
関様:
実は翔栄クリエイトさんとの出会いの詳細は私たち知らないんです(笑)。

青松様:
「オフィス移転はコスト削減を行うベストのタイミングです。」というセミナー紹介記事を見て、参加したのが翔栄クリエイトさんのセミナーでした。
私も移転自体は過去に何度も経験しているのですが、「こういった観点で移転を行えば、コストは下げられます。」という話を聞くうちに、視点が違うなって感じたんです。
会場の御社オフィス自体もかなり変わっていましたけどね(笑)。



弊社河口:
ありがとうございます(笑)。


( 青松様 )

青松様:
セミナーでは色々と驚きがありました。「スプリンクラーを1つ付けるということは、全ての水を一旦抜いて施工後に水を入れなおします。これは一つ変えても複数変えても同じ事で場合によっては多額の費用が発生します。」といった話や、「空調設備は室外機の設置場所によって驚くほど高額なコストが発生する場合もあります。」という話を聞きながら、私は頭の中で「マシーンルームの位置って重要なんだな。」など考えさせられる部分がありました。
オフィス空間創りの色々な事例の話も非常に興味深かったですね。オフィスの中にコンセプトを盛り込むという言葉があったじゃないですか。それをすごく覚えていたので、社内で言って回ったんですよ(笑)。

本多様:
青松からメールで「翔栄クリエイトという会社があります。セミナーに行って来ましたので見て下さい。」と、WEBサイトのリンクを私に送ってきたんです。ただ、実はかなり前の時点ですでに統合移転第1フェーズのPM会社さんは決定していましたから、単純に「為になる情報はないかな。」という気持ちでWEBサイトを見たんです。
開いてみたらサイトイメージが良かった、面白かったんです。それでインタビュー含め、サイト内を色々と見ました。その上で「もしかしたら私たちが欲しいものを提供してくれる会社かもしれないですね。」というようなニュアンスのメールを返信しました。色々と新しい提案や“クリエイトする”という熱気に溢れていたんです。

弊社河口:
ありがとうございます。

本多様:
今回のプロジェクトにあたり、私たちには「この移転はただの移転ではない。“新しい組織を作るための新しいオフィスつくり”をしなければならない、クリエイトしなければならない移転だ。」という思いがありましたので、翔栄クリエイトさんが心に引っかかったのだと思います。
それでこのプロジェクトの第2フェーズのPM会社を決める際に、翔栄クリエイトさんが浮上してきたんです。

青松様:
そうです。PMをお任せする会社として十分に考えられると思い、プロポーザルを受けた上でお願いすることに決めたんですよ。


「この件に関しては担当が別ですから、私では分かりません」というようなことがありませんでした。
あのチームワークはすごいバリューだなと思いました。

青松様:
スケジュールが遅れていた事もあって第2フェーズのPMをお願いした時点で…11月末だったと思います。移転は東京本社・大阪・名古屋・福岡の4拠点。最終となる3月末の東京本社移転完了までには、もう4ヶ月ない状況でしたね。

本多様:
最初に「スケジュール的に大丈夫でしょうか?」って聞いたところ、「大丈夫にさせるんです。するんです。」とはっきり仰られたので、そこでグッと安心しましたね(笑)。


( 柴谷様 )
 
弊社河口:
ありがとうございます。青松様から「ご無沙汰です。」とお電話にて今回のお話をいただいた時、かなり緊急を要しているようでしたから、すぐに社内で打合せをした事を覚えています(笑)。ですから一番初めに必要とされたのは、スピードと状況把握でした。

柴谷様:
ええ、お願いしてから次の行動が本当に早かったですよね。

青松様:
「週一で定例会議をやりましょう。」という提案にはじまり、「ここまで決めるの?」というくらい決めました。特に良かったと感じているのは、プロジェクト終了までのスケジュールが一気に確認できたことです。

本多様:
ええ、それもはじめだけでなく、打合せの度にね。

弊社河口:
ありがとうございます。

本多様:
私が感じたのはチームワークの良さです。チームワークがいいのでプロジェクト進行にスピード感が出るんです。各担当の方には専門分野があると思いますが、チーム全員がその内容を理解し、意見を交換した上で、我々に提案していただいていることを打合せの毎に感じたんですね。ですから「この件に関しては担当が別ですから、私では分かりません。」というようなことがありませんでした。あのチームワークはすごいバリューだなと思いました。

弊社デザイナー:
私は本当にこのプロジェクトに付きっきりでした(笑)。1社分のプランではなく、2社4拠点分で合計8拠点分の分量がありましたから。

本多様:
それも一気にですよね。分かります(笑)。

青松様:
確かにね。拠点の大小はあっても作業自体は一緒ですからね。

弊社デザイナー:
そうなんです。さらにスケジュールの都合上、東京本社が一番最後になることが決まっていましたので、集大成である本社デザインを一番最後に手掛けなければいけないという難しさもありました。

本多様:
なるほど、スタートである地方拠点から集大成の本社まで、デザインの一貫性を持たせなければいけないと。


最初に手掛けた 福岡オフィス

東京本社


弊社デザイナー:
はい。拠点によってエントランスが小さくても大きくてもその見た目や印象が変わってはいけないですし、造り方も変えてはダメです。一つの企業として拠点を超えたトータルなデザインマネジメントが必要でした。もちろん自社作業だけではなく関連する施工業者さんとの打合せや図面のやりとり等々、とにかくスピード感は常に意識していました。
最初に手掛けた福岡の拠点については、当社にPMをお任せいただいた翌週初めには、現地に行き、ご担当の方とお会いしてから1ヵ月後には着工でした。突然現れた私たちに現地のご担当の方も協力いただき、大変助かりました。

青松様:
フットワークいいって思いましたね。本当にすぐ現場に行かれましたからね。いま思うと福岡拠点がきちんと出来たのはすごい事ですよ。

柴谷様:
本当に短い時間でね。

弊社プロデューサー:
ありがとうございます。やはり現地のご担当の方と会うことも必要ですし、引き継いだ図面に関しても、その整合性に関しては現地に行って、見てみないと分からないですから。「取り敢えず現地に行こう!話をしてこよう!」という感じでした(笑)。

青松様:
だんだん思い出してきたね(笑)。そんなに前のことではないんだけどね。

弊社河口:
各地方拠点にとっては急に翔栄クリエイトという新しいPM業者が現れた事になりましたが、皆様の反応っていかがでしたか?

柴谷様:
そう言えば、「急に知らない人たちが来た。」って反応は聞いてないですね。

青松様:
翔栄クリエイトさんは各地方拠点にも頻繁に行かれたじゃないですか。しっかりと対応してくれているという思いもあったと思います。

本多様:
気持ちをシェアしたんでしょうね。





 
弊社河口:
今回のようにタイトなスケジュールの中でプロジェクトをスピーディーに進めさせていただくには、お客様の協力がないと絶対に上手くいきませんから、すごく感謝しております。私たちとしても本当にやり易かったです。

青松様:
かなり私たちの意見を拾い上げてもらいましたよね。「もうスケジュール的に無理なんじゃないか?」と思うタイミングでもどんどん提案を上げてもらって。日に3〜4回ものプランのやり取りありましたからね(笑)。あのスピード感は本当にすごかった。

本多様:
それも半端な変え方じゃなかったですから。

青松様:
紙上では変えられますけどね…(笑)。「こんなに変えていいんですか?」というデザイン変更もたくさんありましたよね。

弊社デザイナー:
大阪は「ミニエントランスをつくりたい。」ということで、エントランスが2つになりましたからね。

青松様:
そういう希望にも本当によく対応してくれたと思いますよ。


私たちと足並みを揃えて一緒に次のオフィスを築き上げていく、そんな提案の仕方が上手だったと思います。



 
弊社デザイナー:
プロジェクトの最後に東京オフィスで追加したシェード、オフィスのワンポイントになりましたね。

本多様:
色々な意見を汲み取りながらでしたから、時間は掛かりましたけどね(笑)。

弊社デザイナー:
おそらく「予算内でまだ色んなことが出来るんだ。」って思った方がたくさんいらっしゃったんでしょうね(笑)。

本多様:
おかげ様で本当にすばらしいものが出来ましたよね。社員が常にオフィスで目にする、あのシェードとエントランスが、「ひとつの組織なんだ」という意識をシェアするポイントになっているのかなという気がしています。



 
青松様:
そのうち各拠点の社員も出張で東京本社に来ますから、「あのシェードを自分たちのオフィスでも取り入れたい。」という意見も出るかもしれないね。
ただあのシェード、プロジェクトの早い段階で提案されていたら、実現しなかったのではないかなとも思うんですよ。初めの頃は、まだどうしてもオフィスに対する考え方への柔軟さが整っていないというか、リフレッシュルームにしてもオープンスペースの考え方にしても、なかなかイメージが難しいですから。そんな中、私たちと足並みを揃えて一緒に次のオフィスを築き上げていく、そんな提案の仕方が上手だったと思います。


「私たちはどういう会社なのか」「どういう風に私たちがその方を招きたいのか?」という姿勢がオフィス空間でも問われている気がします。

弊社河口:
来客の方や、採用面において何か変化はございましたか?










 
本多様:
人事から聞いたのですが、レセプションに入り案内すると「すごいオフィスですね。」って緊張しつつ言われるようです。以前はそのような話は全くなかったです(笑)。

青松様:
取引先の方とのミーティングに関しては、これまでは打合せ先まで出向いていたのですが、「是非見に来てください。」というように変わったと言っていましたね。

関様:
そうですね、自信を持ってお客様を呼べるようになりました。今では取引先の方にご来社いただくことがかなり増えたと思います。時間帯によってはミーティングルームは全部使用中になっています。

本多様:
最初にプレゼンテーションいただいた時にお聞きした、御社の宇佐神社長が仰る「レセプションで会社の業績も何となく分かった。」という経験について、私たちもいま実感出来ています。来社された方に対しての第一印象もそうですし、「私たちはどういう会社なのか」「どういう風に私たちがその方を招きたいのか?」という姿勢がオフィス空間でも問われている気がします。

PM(プロジェクトマネジメント)を行う上で大切なことって、何社もある施工業者さんや各関係者それぞれに対して、交渉まできちんと出来ることなのではないかと思います。

本多様:
PMを手掛ける会社さんはたくさんありますが、それぞれ本当に違いますよね。「同じオフィスに関する業者さんなのにこんなにも違うのかな」って思います。観点が違う。でもそれ程に“移転をする、オフィスをつくる”ということは色々な側面があるとも思うんです。「どの分野を自分たちが得意としているのか。」という部分で本当に打合せの内容や進め方まで変わってきますよね。

青松様:
PMを行う上で大切なことって、何社もある施工業者さんや各関係者それぞれに対して、「こうすれば出来るんじゃないか?これはこういった方法に変えたらどうか?」とか、「ここはもっと費用を抑えられるはずだ。」など、そういった交渉まできちんと出来ることなのではないかと思います。


( 弊社河口 )


 
弊社河口:
仰る通りです。 PMはマネジメント役とはいっても、実際に施工内容をはじめ細かい所まで知識が無いと具体的な交渉が出来ないですしね。知識が無いと単に見積りの取りまとめ役になってしまいます。「こういう提案が出てきましたが、どっちがいいでしょうか?」という感じで。

柴谷様:
そうそう。どうしても私たちでは、知識も専門用語も、素材や施工方法の良し悪し等は分からないですからお任せするしかない。今回の翔栄クリエイトさんと各業者さんのやり取りを見ていても、詳しい内容については理解することは出来ないのですが、でもきちんと交渉をされているのは分かりました。

弊社河口:
ありがとうございます。

予算感を掴み全体のバランスを見据えた上で、ポイントとなる部分に費用をかけたコストマネジメントが、このオフィスで非常に活きていると満足しています。

弊社河口:
コストマネジメントという面では、いかがでしたか?

本多様:
私は非常に満足しています。もともと予算の関係上、デザインオフィスをつくることは難しいかもしれないと思っていました。そんな中で弊社の予算感を掴み全体のバランスを見据えた上で、例えば机のグレードを上げますとか、椅子のグレードを上げます等々、エントランスをはじめ、ポイントとなる部分に費用をかけたコストマネジメントが、このオフィスで非常に活きていると満足しています。

弊社河口:
ありがとうございます。本当に嬉しいです。このオフィスは統合移転後の新たなステージに向けた最初のオフィスとなりますので、第1フェーズから引き継いだエントランスデザインから「もう少し良くしたいね。」という話になったんです。するとしないとではオフィス全体のイメージが変わりますから。もちろん費用面のコントロールは大切ですが、最終的に出来上がったものが「ああ良かったな。」というものにならないと意味がないので、そこは私たちの決断も早かったです、「予算内で何とかしよう、やろう!」って。

青松様:
業者さんとの交渉も上手だったと思います。業者さんの見積りに対して「この部分はこのようにすることで、もう少し価格は下がりますよね?」って(笑)。正直やり取りを見ていても、内容は私たちには分からないですが、結果的に商品を適正価格ないしそれ以上に安い価格で仕入れていただきました。



 

弊社プロデューサー:
セキュリティ設備については、最初の段階では導入しないというお話でしたね。

青松様:
コスト的に難しいかなというイメージだったので。

本多様:
それが簡単に安く出来てしまって。

弊社プロデューサー:
簡単かどうかは(笑)。

本多様:
翔栄クリエイトさんに任せると、さらっとご提案いただけるので、全部が簡単に見えてしまいますね(笑)

青松様:
全然大変そうに見えないもんね。「大丈夫でしょう。」って(笑)。

今後も非常に楽しみです。

本多様:
オフィス空間が持つ組織に対する影響力って大きいですよね。




 
弊社河口:
そうですね。皆の心が合わさって会社の業績にもそれが反映されてこれば、これほど嬉しいことはないです。

本多様:
おかげさまで日本は今年好調で推移しています、とか(笑)。

弊社河口:
はい(笑)。いま急激に円安が進みましたが、やはり海外旅行に関しては為替の影響は大きいのでしょうか?

本多様:
去年は海外への渡航者数が史上最高でした。確かに今年はそれを上回るのは難しいかもしれないとは言われていますが、円安だから急に海外旅行者が減っているということでもないですね。

弊社河口:
なるほど。景気が回復してきていますから、ここのところ高級なバイクや時計やカメラといったものの売れ行きがいいみたいですね。やはりこれまで不況で我慢してきた分「よし、海外旅行に行っちゃおう!」という感じなんでしょうか(笑)。景気回復が続けばまた今年も楽しみですね。

本多様:
ええ、非常に楽しみです。
■インタビューを終えて




 
インタビューにご協力いただきましたご担当の皆様、大変お忙しい中、誠にありがとうございました。
2社の統合移転という新たなスタートに向けた、最初のオフィスを手掛けさせていただいた本プロジェクト。皆様の多大なご協力もあり、良いオフィスが完成したのではないかと思っております。インタビューを通して、この統合移転への思いや、皆様のお人柄など少しでも伝わればいいなと思っております。

長い歴史と多くの実績を持つグローバル規模のランドオペレーターとして、世界各国への記憶に残る快適なトラベルコンテンツを提供し続けてきた2社。そんな2社の経験とノウハウがシナジーとなって、私たちの“ 旅行 ”がより豊かで素晴らしい経験と満足を得られるものになることは間違いありません。

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