Interview 22 | 株式会社毎日映画社 様

お客様インタビュー22 | 株式会社毎日映画社 代表取締役社長 奥天様



はじめに


明治41年の創立以来100年以上にわたって、時代の足跡を印したニュースや皇室アルバムといった映像、また昨今ではインターネット配信動画まで、長きに渡り時代のニーズに応える映像制作・メディア事業を手掛け続けてきた株式会社毎日映画社様。この度、その本社オフィス移転のお手伝いをさせていただきました。
今回は代表取締役社長の奥天路生様にお話を伺いました。

【 1 】 移転にあたっての思い

「いままでのオフィスとは違った“何か”を打ち出さないと、社員の心も動かないだろう」という思いがありました

弊社河口:
本日はよろしくお願いいたします。

奥天社長:
よろしくお願いします。この度は色々とお世話になりました。

弊社河口:
こちらこそありがとうございました。
新しいオフィスは、移転前と比べて明るさから何から色々と環境が変わりましたが、実際に働かれてみていかがですか。

奥天社長
奥天社長


 
奥天社長:
全然違いますね。非常に明るく開放感もあって気持ちよく使えていますよ。
実は計画当初は移転することに対して、ネガティブな声もありました。移転元のパレスサイドビルは昭和46年に竣工したビルで、日建設計の林昌二さんという有名な設計士が建てられた歴史のあるいいビルでした。この移転先ビルも歴史・文化的な雰囲気や香りはたっぷりありますし、非常に趣のある素晴らしい建物なんですが、移転元は駅直結で雨でも濡れず、地下には食堂も揃っておりビル内で1日の行動が完結するため、その使い勝手の良さが理由でした。

弊社河口:
なるほど。このビルも他のオフィスビルから比べると駅に近い方だと思いますが、確かに移転元は駅直結でしたから、そういう意味ではあれ以上の利便性はないかもしれません(笑)。

奥天社長:
ええ、そうなんです。ですから、私としても移転に際して社員のモチベーションを高めるという意味で、「これまでのオフィスとは違った “ 何か ” を打ち出さないと、社員の心も動かないだろう」という思いがありました。そこで「デザイン・インテリア含めて、一味違ったオフィス空間をつくりたい」と検討していたときに、翔栄クリエイトさんとの出会いがあったんですね。

弊社河口:
はい、御社の社員の方々が、弊社のセミナーにご参加くださいました。

奥天社長:
ええ、何名かの社員がお伺いしていましてね。面白い会社だということで、お会いさせていただきました。そして結果、このようないいオフィスができたわけです。

弊社河口:
嬉しいです。ありがとうございます。

【 2 】 オフィス創りのポイント

“古くて新しい会社”という毎日映画社の強みと理念をうまくカタチにできたと思っています。

弊社河口
弊社河口
弊社河口:
今回、当社が移転にあたって大切に考えていたことが2点ありました。
ひとつは御社のWEBサイトでも謳ってらっしゃいますが、歴史を大切にするだけではなく、常に新しいサービスにチャレンジしていくという企業姿勢を対外的に発信することです。明治41年の創立以来100年以上にわたって、時代の足跡を印したニュース映像、皇室アルバム制作等を手掛け続けてきた歴史と、インターネット配信をはじめとしたこれからの映像制作の取り組みですね。
もうひとつはそういった企業姿勢と社長の想いが、社員の方の腹にも落ち、会社の雰囲気がより変わっていくきっかけとなる空間つくりでした。これまでと同じ環境下で変わっていこうとすることって、正直なかなか大変だと思うんです。それがこのオフィスに来て「ああ、社長の言っていたことってこういうことなのか」というように想いを肌で感じられる環境をつくりたかったんです。
そういった視点で考えたとき、社内の雰囲気に変化はありましたでしょうか。

年代物の撮影機材
数々の受賞歴
近年の映像作品
実際に東京オリンピックの撮影に使われたカメラ
(一番下写真)
実際に東京オリンピック撮影に使われたカメラ
奥天社長:
変わったと思いますね。「形が人間の本質を変える」っていう言葉がありますが、事実そうだなと思います。新オフィスのお披露目にあたって各テレビ局の上層部の方もご来社されたんですが、その際も「素晴らしい」って褒めていただけたんですよ。歴史を感じる機材やいただいた賞の数々の展示、同時に、現在制作しているものから新たに挑戦している映像作品の展示ができるコーナーがあり、我々毎日映画社の「伝統と現在・未来」をうまくデザイナーの方に表現していただけたと思います。伝統だけを大事にしていても会社の発展はないですから、「伝統を踏まえて新しい事をやる会社だ」という我々の思いを発信できる場になりました。

弊社河口:
ありがとうございます。御社の場合は、単純にいま風の格好いいデザインをしても、逆に浅くて軽い印象になってしまうと思ったんです。大切なことは御社の思いを発信することでしたから、その点にすごく注力しました。いまや映像作品って個人でもスマートフォンなどを活用して本当にお手軽に作れてしまいますよね。もちろんそれはそれで素晴らしいことだと思うのですが、100年以上にわたり映像を作り続けてきた御社の本物力といいますか、そういった部分をちゃんと伝えていきたいと思いました。

奥天社長:
そうですね。近年ではオールドメディアになりつつある映像制作ですが、そのノウハウと基盤はしっかりと持ちつつも、インターネット配信をはじめとするこれからの映像作品の制作も手掛けている。そういう“古くて新しい会社”という毎日映画社の強みと理念をうまくカタチにできたと思っています。

弊社河口:
ありがとうございます。

【 3 】 当社の提案について

移転の全体を俯瞰で捉えたきめ細やかなご提案だった。あれはね、正直驚きましたよ。

奥天社長:
当社も映像制作会社として、テレビ局や官公庁をはじめ年間100本以上の企画を提案するにあたり、たくさんのプレゼンテーションを行っているのでよく分かりますが、翔栄クリエイトさんのプレゼンテーションは非常に良かったんですよ。今回、他業者さんのお話も聞いたのですが、デザイン・設計、それからレイアウトのイメージ図など御社の提案は圧倒的に当社のニーズに合っていましたし、見積りにしても全体感が分かるように作られていました。他の業者さんはデザイン・設計などそれぞれの見積り内容はわかったのですが全体としてはどのくらいになるのかが掴めなかった。

弊社河口:
ありがとうございます。

奥天社長:
さらに驚いたのは我々の発想に無かった提案です。例えば、引越し作業を「土日を絡めた3日間で大引越し作戦をしよう」ということになりました。引越し先のビルにはエレベーターが2基あるんですが、土曜・日曜は頻繁に人が出入りをされるため5時間以上にわたって使えないことを、御社は事前にリサーチし想定されていましたよね。その上で、デスクやチェア、キャビネットといった什器の一部を新規に買い替えすることで、引越し作業がスムーズに進められるようにうまく計算されていた。デザインや機能といったオフィスつくりの部分ももちろんですが、移転の全体を俯瞰で捉えたきめ細やかなご提案だった。あれはね、正直驚きましたよ。

奥天社長02
弊社河口:
ありがとうございます。嬉しいです。

奥天社長:
什器の買い替えといっても金額はリーズナブルでした。我々は「ロッカーやデスク周りの什器は移転元から全部持っていかないといけない」と思っていましたが、「新しく買い換えていいんですよ」って言ってくれているような提案だった(笑)。

弊社河口:
私たちは空間創りをコストではなく「投資」と考えています。際限なくお金をかければ確かに出来ることの幅は広がっていくんですが、ご予算の中でいかに最高のパフォーマンスを出せるかということを毎回考えています。
今回の一部什器の買い替えに関しても、引越し作業を円滑に行うことももちろんですが、やはりオフィス環境を変え、働く人の心持ちも変えるという効果が大きいですよね。ご想像がつくと思いますが、この空間に移転元からの古い什器がそのまま引っ越してくると、どうしても元の環境の印象に引っ張られてしまうんです。
ですからその「ご予算」と「環境を変え、気持ちを変える」というパフォーマンスを見合わせ、効果を最大化できる提案をさせていただきました。

奥天社長:
確かにね、いいご提案をいただけたと感謝していますよ。

【 4 】 物件の特徴を活かしたオフィス

このオフィスは物件の特徴をうまく利用して、非常に明るく開放感ある空間となりましたよね。

弊社河口:
オフィスレイアウトの仕掛けとして、コミュニケーションが生まれる場をエントランスとワークスペースの間の動線上にレイアウトいたしました。外出時も帰社時も、お手洗い行く時も、社員の方が必ず通る場所にミーティングスペースをつくり、社員の方々の接点が自然に増えるようにしたんです。以前のオフィスだったら生まれなかったような何気ない会話まで増えていると嬉しいのですが。

ミーティングスペース
ミーティングスペース
社員の動線上にレイアウト
社員の動線上にレイアウト
奥天社長:
そういった会話は増えているでしょうね、非常にいい動線だと思いますよ。会議をしたり、誰かがご飯を食べているところを別の社員が通ったりと、顔を合わす機会が必然的に増えたので、コミュニケーションも増えていると思います。

弊社河口:
それは良かったです。

奥天社長:
また、ワークスペースが一つの空間として広く開放的に使えていることもいいですね。機密性の高い総務・経理のエリアも、クローズドな空間でありつつガラスパーティションとすることで透明性がある。以前のオフィスではレイアウト上、柱やロッカー、間仕切りに隠れてしまうデスクが多々あり、誰がどこにいるのかが把握できない状態でしたが、いまは一目瞭然で誰がどこで働いているのかっていうのが分かりますし、非常に仕事もやりやすくなっていますね。

非常に明るいワークスペース
ガラスパーティションで外光を活かす
 
弊社河口:
今回は明るさがポイントになると思っていたので、両サイドにある窓面を一切遮りたくなかったんです。でも必要なキャビネットは数多くありましたので、明るさを遮らないようなレイアウトにかなりこだわりました。結果、移転前と比べて極端に明るいオフィスが出来上がったと思っています(笑)。

奥天社長:
本当にね、相当明るいですよ。

弊社河口:
内勤の方はもちろんですが、外出から帰って来た時、やはり暗いオフィスと明るいオフィスでは気持ちが全然変わりますよね。

奥天社長:
変わりますね。このオフィスは物件の特徴をうまく利用して、非常に明るく開放感ある空間となりましたよね。それに、みんながくつろげる場所としてパブリックなスペースも新たに生まれた。社員同士の接点も増え、明るく働きやすいワークスペースになったと思います。

弊社河口:
ありがとうございます。

【 5 】 おわりに

我々では発想もしなかったことまで含め、本当にいいカタチで結実しました。

弊社河口:
今回、社長からお伺いした毎日映画社さまの理念と、この新オフィスがうまくリンクでき本当に良かったなと思っています。私たちも日々多くの企業からお話しを伺いますが、「これまでのやり方や考え方を進化させて、会社として次のステージに進まないといけない」っていうことをおっしゃる方は非常にたくさんいらっしゃいます。ただ、色々な面を含めて「これまでと同じ環境下で働いているのでなかなか突破できない」という声もよくお聞きするんです。

奥天社長:
そうでしょうね。非常に変化の早い時代ですから、そういった思いを持つ方も多いでしょうね。

弊社河口:
本当にそうですね。そして企業活動の場であるオフィスも、やはり躍進を阻む原因のひとつになってしまうんです。その点において、この新オフィスが御社の今後の躍進に、少しでもお役立ちできるものになっていれば、本当に嬉しいなと思います。

奥天社長:
このオフィス移転は、翔栄クリエイトさんにうまくリードしてもらって、我々では発想もしなかったことまで含め、本当にいいカタチで結実しました。御社とは本当にいい出会いでしたよ。ありがとうございました。

弊社河口:
こちらこそありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。

■ インタビューを終えて


大変お忙しい中、奥天社長には弊社インタビューへご協力いただき、誠にありがとうございました。毎日映画社様の理念、奥天社長の思いをカタチにしたこの新しいオフィスが、毎日映画者様の更なる飛躍に少しでもお役立ちできれば幸いです。
創立100年を超える歴史を表す、多くの映像作品や撮影機材(エントランスには実際に東京オリンピックの模様を収めたカメラも展示!)には本当に驚きましたし、撮影・収録・編集スタジオなども見学し楽しんでしまいました。さらに3D映像やデジタルコンテンツ制作といったこれからの映像作品も多く手掛けられており、今後の作品にも注目です!

毎日映画社様のWEBサイトはこちら!  >> http://www.mainichieiga.co.jp/



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